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岡田法悦(国家資格・公認心理師)のホームページです。ゲシュタルトセラピー/関係対話アプローチが専門です。

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2022/1/21        Blog 1 こころのはなし 3

「感情のコントロール」という言葉をよく聞きます。イライラや怒り、不安、落ち込み、焦りなど、心の安定を揺るがす気もちを感じたくない人が多いのでしょう。「腹が立ったら3回深呼吸をしましょう」などと説く人もいますが、深呼吸を思い出す前にブチ切れていることの方が多いでしょう。感情は〝関係〟から生まれます。人間関係から起きる感情が最も多いでしょう。たとえば誰かが言ったひと言を聞いてムカついたというように。この怒りは、相手が放った言葉が起こしたのでしょうか。ついそう思いそうですが、実は違います。その言葉を自分がどう解釈するか、その意味づけによって起きるのです。この〝意味づけ〟は、意識の上で起きることも、無意識下で起きることもあります。意識上の意味づけは、考え方によって変わりますが、無意識の中で起きる意味づけはなかなか変わりません。3回深呼吸をしたり我慢してストレスをためながら感情をコントロールするより、ゲシュタルトセラピーで無意識下の意味づけに変化を起こすことの方が心の安定に役立ちます。

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Blog 2 関係対話アプローチのはなし 4    2021/12/15

人が人として人と関わる。このアプローチの特徴です。「私」が「心理療法家」という役割ではなく「一人の人」としている。そして、「クライエント」ではなくて「あなた」という一人の「人」と向き合い、関わります。「悩み」や「問題」を解消しようとする関わりは、お医者さんが症状を診るのと同じで「人」と関わるのと違います。たとえば、キレたくないのにキレてしまうという「悩み」あるいは「問題」を解消したくて相談に来た人に、「キレそうになったら深呼吸しながら『イナクタレキ』という呪文を3回唱えましょう」などの解決策を提案しても無駄です。キレる時には深呼吸する前にキレているのですから。この人が悩みや問題として認識している〝キレる〟という状態は、この人と切り離した〝ひとつの状態〟として現れるわけではありません。生まれてから今に至る歴史を内包したこの人の存在全体にとって、何らかの大切な意味をもった表現として現れるものなのです。(続く)
(あっ、ところで「キレたくないのにキレてしまうあなたへ」(朝日新聞出版)という本を8月に出版しました。一般読者向けですが、もしよろしければ読んでください。漫画家の田房永子さんがイラストや漫画を描いて下さっています。)